AIアプリを Recoble MCP で接続する
Recoble MCP を接続すると、ChatGPT・Claude・Claude Code など MCP に対応した AI アプリから、Recoble スペースのノート・ワークボード・カレンダー・メール・チャットを直接探して、読んで、作って、直せます。スペースごとに接続 URL が 1 つあり、その URL を AI アプリに追加するだけです。
MCP とは
MCP(Model Context Protocol)は、AI アプリが外部サービスの機能を「ツール」として呼び出す標準の仕組みです。Recoble MCP サーバーは、ノートの検索、アイテムの作成、予定の登録といった Recoble の機能をツールとして提供します。AI アプリは依頼内容に合わせて必要なツールを選んで呼び出します。
- ツール名を知る必要はありません。ふだん通りの言葉で依頼してください。
- AI アプリがアクセスできるのは、接続したスペースと許可した機能だけです。
- アクセスできる範囲は自分のアカウント権限と同じです。自分が見られないノートやアイテムは、AI アプリからも見えません。
できること
- 会議と文書:「昨日の議事録ノートから決定事項だけまとめて」「『Q3 ロードマップ』ノートの最後に次のステップの節を追加して」
- 業務管理:「開発バックログで今週が締め切りの自分のアイテムを教えて」「『ログインエラー修正』の進捗を 50% にして」
- 予定:「明日の 15 時にデザインレビューを入れて」「今週の予定を曜日ごとにまとめて」
- メールとチャット:「請求書のメールを探して要約して」「自分がメンションされたチャットメッセージを見せて」
- リンクとトレーサビリティ:「要件ノートと『ログインエラー修正』アイテムをリンクして」「このノートにリンクしているものをグラフで見せて」
- **開発作業:**Claude Code でワークボードのアイテムを読んで作業し、終わったらコメントを残してステータスを変えます。
始める前に
- 接続 URL はスペースごとに異なります。複数のスペースを使うときは、スペースごとに接続します。
- そのスペースのメンバーだけが接続できます。
- カレンダー・メール・チャット・ダッシュボードは、スペースではなくアカウントに属する機能です。これらはデフォルトスペースを接続するときだけ一緒に許可できます。
接続 URL を確認する
- 接続したいスペースのメニューから
スペース設定を開きます。 連携タブを選び、AI ツール連携を開きます。設定を開いたスペースの URL が表示されます。接続 URLの横のコピーを押して URL をコピーします。
URL は https://mcp.recoble.com/s/<スペース ID>/mcp の形です。この URL で接続すると、そのスペースで使える機能がすべて接続されます。
✋ **メモ:**接続 URL は 1 つのスペース専用です。スペースを変えるときは、今の接続を解除して、別のスペースの URL で接続し直してください。
ChatGPT・Claude などの AI アプリから接続する
Web やデスクトップの AI アプリは、Recoble にログインして接続します(OAuth)。トークンを作る必要はありません。
- AI アプリの設定で、コネクタ(アプリや MCP サーバーと呼ぶこともあります)を追加する画面を開きます。メニュー名や利用できるプランはアプリによって違うので、各アプリのヘルプを確認してください。
- カスタムコネクタを追加し、コピーした
接続 URLを貼り付けます。 - 接続を始めると Recoble のログイン画面が開きます。接続するアカウントでログインします。
接続の許可画面で、AI アプリの名前、対象スペース、リクエストされた権限を確認します。スペースを選ぶよう求められたら接続するスペースで選びます。- デフォルトスペースを接続する場合は、
アカウント機能も許可でカレンダー・メール・チャット・ダッシュボードのうち AI アプリに使わせる機能にチェックできます。 許可を押すと接続が完了します。
💡 **ヒント:**接続後に AI アプリで Recoble のツールが見えないときは、新しい会話を始めるか、コネクタを接続し直してください。AI アプリは接続時にツールの一覧を受け取ります。
Claude Code・スクリプトから接続する(アクセストークン)
ターミナルのツール、スクリプト、サーバー連携など、ログイン画面を開きにくい場所では、アクセストークンをヘッダーに入れて接続します。
スペース設定›連携›AI ツール連携のアクセストークン(スクリプト・CLI 用)に進みます。アクセストークン名を入力します。どこで使うトークンか分かる名前にしましょう。- 権限を選びます。
読み取り— 探す・読むツールだけを使います。作成・変更・削除はできません。読み取り+書き込み— 作成・変更・削除のツールも使います。
- 必要なら
AI機能へのアクセスでカレンダー・メール・チャット・ダッシュボードを選びます。デフォルトスペースで発行するトークンだけで選べ、何も選ばなければこのスペースのノートとワークボードだけを使います。 有効期間を 7日・30日・90日・180日・365日から選びます。発行を押し、表示されたトークンをすぐにコピーします。トークンが表示されるのはこの 1 回だけです。
Claude Code では次のコマンドで接続します。<スペース ID> と <アクセストークン> を置き換えてください。
claude mcp add --transport http recoble https://mcp.recoble.com/s/<スペース ID>/mcp \
--header "Authorization: Bearer <アクセストークン>"
ほかのツールでも同じです。接続 URL に Authorization: Bearer <アクセストークン> ヘッダーを付けて、HTTP 方式の MCP サーバーとして登録します。
✋ **メモ:**アクセストークンはパスワードと同じです。持っている人は誰でもこのスペースのデータにアクセスできます。リポジトリやチャットに載せず、漏れたらすぐに無効化してください。
使えるツール
AI アプリは、下のツールのうち接続の権限に合うものを受け取り、依頼に合わせて選んで使います。1 つのツールが複数の動作をする場合は、括弧内に動作名(method)を書いています。
読み取りの接続には「読み取り」のツールだけが入ります。- カレンダー・メール・チャット・ダッシュボードのツールは、その機能を許可したときだけ入ります。
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スペース
get_connection_info— 接続しているスペースとアカウント、連携しているメールアカウントの名前を確認します。 (読み取り)list_space_children— サイドバーの 1 階層下にあるノートとワークボードを順番に表示します。 (読み取り)reorder_children— サイドバーの順番を変えたり、別の場所の項目を移したりします。 (書き込み)get_task_result— 時間のかかる処理(大きな検索など)の結果を受け取ります。 (読み取り)
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ノート
list_notes— ノートの一覧を表示します。最近作成・編集・表示したノート、タグ、お気に入り、子ノートで絞り込めます。 (読み取り)search_notes— タイトルと本文からノートを探します。 (読み取り)read_note— ノートの本文を読みます。長いノートは見出しごとや一部だけを読めます。 (読み取り)note_read(tree,find,headings,tags) — ノートの階層、1 つのノート内の検索、見出しの一覧、タグの一覧を表示します。 (読み取り)note_write(create,update) — ノートを作成したり、タイトル・アイコン・場所・ピン留め・お気に入り・タグを変えたりします。 (書き込み)edit_note— 本文の一部(節、文、リスト項目など)だけを直します。ほかの本文はそのままです。 (書き込み)update_note_content— 本文全体を書き直すか、先頭・末尾に内容を追加します。 (書き込み)note_delete— ノートをゴミ箱に移します。 (書き込み)publish_note·unpublish_note— ノートを Web に公開して公開リンクを作るか、公開をやめます。 (書き込み)
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ワークボード
list_workboards— ワークボードの一覧を表示し、名前やアイテムキー(例:REC)でボードを探します。 (読み取り)list_workboard_items— ボードのアイテムを検索・絞り込みます(ステータス、優先度、担当者、作成日、締め切り間近など)。 (読み取り)workboard_read(get,statuses,fields,critical_path) — ボードの設定、ステータス一覧、カスタムフィールド、クリティカルパス(最も長い依存関係の流れ)を表示します。 (読み取り)item_read(mine,get,comments) — 自分が担当のアイテム、1 つのアイテムの全内容、アイテムのコメントを表示します。 (読み取り)workboard_write(create,update) — ワークボードを作成したり、名前・説明・期間・表示設定を変えたりします。 (書き込み)workboard_setup(status_create,status_update,field_create) — ステータスを追加・変更したり、カスタムフィールドを追加したりします。 (書き込み)update_workboard_field— カスタムフィールドの名前と選択肢を変えます。 (書き込み)item_write(create,update,comment_create) — アイテムを作成・変更し、コメントを残します。 (書き込み)item_delete— アイテムをゴミ箱に移します(30 日以内ならゴミ箱から復元できます)。 (書き込み)workboard_delete(delete,status_delete) — ワークボードをゴミ箱に移すか、ステータスを 1 つ削除します。 (書き込み)delete_workboard_item_comment— 誤って投稿した自分のコメントを削除します。元に戻せません。 (書き込み)
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リンク
link_read(types,list,graph) — リンクの種類、1 つのアイテムのリンク一覧、周辺のリンクのグラフを表示します。 (読み取り)link_write(type_create,create,trace_view_save) — リンクの種類を作り、ノート・アイテム・ワークボード・予定を互いにリンクし、トレーサビリティ表を保存します。 (書き込み)link_delete— リンクを 1 つ削除します。元に戻せません。 (書き込み)
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画像と添付ファイル
image_read(image,attachment) — ノートやアイテムの画像を見るか、添付した PDF・テキストファイルの内容を読みます。 (読み取り)image_write(upload,attach) — 画像をアップロードして、ノート本文、アイテムの説明、アイテムのコメントに入れます。 (書き込み)
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カレンダー(許可したとき)
list_calendar_events— 期間内の予定を表示します。条件がなければ今日の予定です。 (読み取り)calendar_read(search_events,calendars) — 予定を検索するか、自分のカレンダーの一覧を表示します。 (読み取り)calendar_write(event_create,calendar_create,calendar_update) — 予定を作成し、カレンダーを作成したり設定を変えたりします。 (書き込み)calendar_edit(event_update,occurrence_update) — 予定を変更します。繰り返しの予定は全体または 1 回分だけを変更できます。 (書き込み)calendar_delete(event_delete,occurrence_exclude,calendar_delete) — 予定を削除する、繰り返しの予定から 1 回分を除く、カレンダーを削除する、のいずれかを行います。 (書き込み)
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メール(許可したとき)
email_read(accounts,list,search,unread_counts) — 連携しているメールアカウント、フォルダーのメール一覧、メールの検索結果、未読数を表示します。 (読み取り)get_email— 1 通のメールの全内容を読みます。 (読み取り)email_send— 新しいメールを送ります。 (書き込み)email_respond(reply,forward) — 受け取ったメールに返信するか転送します。 (書き込み)email_write(mark_read,save_as_note) — メールを既読・未読にするか、ノートとして保存します。 (書き込み)email_delete(delete,empty_folder) — メールをゴミ箱に移すか、フォルダーを空にしてゴミ箱に移します。 (書き込み)
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チャット(許可したとき)
chat_read(list,messages,search,mentions,thread) — 自分が参加しているチャンネル・会話の一覧、メッセージ、検索結果、自分へのメンション、スレッドの返信を表示します。 (読み取り)chat_send— 会話にメッセージを送ります。受信者に通知が届きます。 (書き込み)
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ダッシュボード(許可したとき)
dashboard_read(list,get) — 自分のダッシュボードの一覧と、1 つのダッシュボードのウィジェット設定を表示します。 (読み取り)dashboard_create— 複数のワークボードのデータを集めてチャートのダッシュボードを作ります。 (書き込み)update_dashboard— ダッシュボードの名前とウィジェット設定を変えます。ウィジェット設定は丸ごと置き換わります。 (書き込み)
データを守るしくみ
- **確認してから実行:**メールの送信・返信・転送・削除、チャットの送信、ノートの削除などは、確認の印を付けずに呼び出しても何も起きません。そのため AI アプリは、まず対象と内容を見せて、ユーザーの確認を取ってから実行します。
- **ゴミ箱:**ノート・ワークボード・アイテムを削除するとゴミ箱に移ります。画面からはすぐに消えますが、ゴミ箱から元に戻せます。メールを削除したりフォルダーを空にしたりするときも、メールはゴミ箱に移ります。
- **元に戻せない操作:**リンクの削除とアイテムのコメントの削除は元に戻せません。
- **バージョン履歴:**ノートの本文を書き直したり直したりしても、前の内容はノートのバージョン履歴に残ります。
- **呼び出しの上限:**接続(トークン)ごとに、1 分あたり読み取り 100 回、書き込み 30 回、送信・削除 5 回(1 日 50 回)まで呼び出せます。超えると、少し待ってからやり直すよう案内が返ります。
接続を管理する
- 連携済みアプリ:
スペース設定›連携›連携済みアプリで、ログインで接続した AI アプリの一覧を確認できます。アプリ、スペース、権限、接続日、最近の利用、状態が表示されます。使わなくなったアプリは接続を解除を押すとすぐに遮断されます。 - アクセストークン:
AI ツール連携のトークン一覧で、トークンごとの権限、アクセスできる機能、有効期限、最近の利用を確認できます。無効化を押すと、そのトークンを使うすべての連携がすぐに切れます。
上手な使い方
- **慣れた作業から始めましょう。**ノートを探す・要約するといった読み取り中心の依頼から始めると、AI アプリの動き方がつかみやすくなります。
- 名前は具体的に伝えましょう。「あのノート」より「『Q3 ロードマップ』ノート」、「バックログ」より「『開発バックログ』ボード」と言うと、違う対象を選ぶことが減ります。
- **必要な分だけ許可しましょう。**調べるだけなら
読み取りトークンを使い、カレンダー・メール・チャット・ダッシュボードは使うときだけ許可してください。 - **大きな変更の前には計画を聞きましょう。**たくさんのアイテムを一度に変える前に「何を変えるか先に見せて」と頼むと、ミスを減らせます。
よくある質問
どの AI アプリを接続できますか?
リモート MCP サーバー(HTTP)に対応した AI アプリなら接続できます。ログイン(OAuth)で接続するアプリは接続 URL だけでよく、ヘッダーを送る方式のツールはアクセストークンも使います。
1 つの接続で複数のスペースを使えますか?
いいえ。1 つの接続がアクセスできるのは 1 つのスペースだけです。別のスペースも使うときは、そのスペースの接続 URL でもう 1 つ接続してください。
カレンダーやメールのツールが見当たりません。
カレンダー・メール・チャット・ダッシュボードは、デフォルトスペースを接続してその機能を許可したときだけ入ります。ログインでの接続は 接続の許可 画面の アカウント機能も許可 を、アクセストークンは AI機能へのアクセス を確認してください。メールのツールを使うには、Recoble にメールアカウントが連携されている必要があります。
読み取りだけの接続にしたいです。
読み取り 権限で発行したアクセストークンを使ってください。この接続には探す・読むツールだけが入るので、何も変更できません。
AI アプリが「ツールがない」と言います。
新しい会話を始めるか、コネクタを接続し直してください。それでも解決しないときは、連携済みアプリやトークンの一覧で、接続の状態が 利用中 か、トークンの有効期限が切れていないかを確認してください。
ほかの人が自分の接続でデータを見られますか?
接続は、それを作った人のアカウント権限で動きます。アクセストークンをほかの人に渡すと、その人も同じ権限を持つことになるので共有しないでください。
接続を解除するとどうなりますか?
解除・無効化した時点で、その接続からは Recoble にアクセスできなくなります。また使うときは、接続し直してください。